妻の誕生日
コンクールが終わり、ひと息つけたかな。
今年の妻の誕生日は、僕と同じ平日だった。
子どもたちや孫たちのいない誕生日は久しぶりだな。
息子たちが僕に気を遣っている。
お祝いに集まると、結局忙しく動き回るのは僕だということがわかっている。
でも、それはいらぬ気遣いなんだけどな。
まっ、いいか・・・
妻の帰宅は10時過ぎるだろう。
僕は僕で、夜まで日本橋で用事があったものだから、夕食を作ってあげられない。
味気ないが、今年はデパートのお弁当で我慢してもらおう。
まあ、そこそこのお弁当だが、やはりお弁当はお弁当だ。
味噌汁だけは一晩漬け込んだ昆布に、削りたての鰹節でだしをとった、料亭仕込みの味噌汁を作ってあげた。
辛子漬、鉄砲漬、いぶりがっこのトリュフクリームチーズのせ、まあ、2人きりでさみしいだろうが、これからはこんなもんだろう。
カットケーキは、日本橋のお気に入りを買ってきた。
最近、デパートに並ぶケーキは、ほとんどが近郊の工場で作られているが、ここのケーキだけは、店鋪の中で作っている。
焼きたてのフィナンシェが有名だが、僕はこの店のチョコレートケーキとシュークリームがお気に入りだ。
週末は孫たちが来るのかな?
身体を早く元通りにしないといけないな。
いろんな人に心配をかけている。
みなさん、もうしばらく情けない川島を黙認してください。
少しずつですが、足の筋肉がついてきました。


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