音を選ぶセンス
コンクールが始まった。
一作品一作品、聴き込んで聴き込んで、考えて考えて、一人一人の生徒が活きるだろう音を選ぶ。
しかし、じつは、音を選ぶセンスが無い・・・
どうしても頭の中にある古典の引き出しから探してしまう。
現代音楽はドビュッシーまでが限界だ。
妻から
「あんた、クラシック以外は軽蔑してるでしょう!😠」と、よくなじられる。
そんなことはない!
JAZZも冷し中華くらい大好物だ。
事務所までの1時間、往復で2時間、寝るまでの1時間、都合3時間、毎日音楽を 聴く。
「おー、この音、あの子に踊らせよう!」そんなことばかり考えて、音楽を聴いている。
「この曲は『彷徨う(さまよう)』だな」なんて、勝手にタイトルをつくってしまう。
作曲家に対する冒とくだ。
どれだけ多くの音楽を聴いてきたろうか。
それなのに、頭の中にあるストックは、古典しか無い。
紛れもなく努力不足だ。
心を入れ替えて、新しいジャンルにも挑戦しなきゃ、だな。
さて、今日は4月1日、年度始めだ。
この日を重んじる。
仕事場から行きつけの魚屋さんに電話をした。
「夕方寄るから、さくにしといて!」と。
「ごめんなさい、いい赤身が無いのよー」と。
そう、マグロは赤身しか食べられない。
いや、赤身がいちばん美味しいと思い込んでいる。
「そっかー、じゃあ、鰹(かつお)だけでいいよ」
そんなわけで、鰹を一さく買ってきた。
なんだかみみっちーな。
今の鰹は、脂がのっていない分、鰹の鰹らしい味が楽しめる。鹿児島の鰹らしい。
半分はたたいてやろう!
なかなか4月1日らしい夕食だ。
頂き物のいぶりがっこに、パルメジャーノレッジャーノを削ってみたが、失敗だった。
明日、クリームチーズを買ってこよう。
料理とダンスは似ている。
料理がダンサーであり、音楽は器である。
高価な器でなくても、料理に合えば、それは美しい。
名曲ではなくても、ダンサーが活かされれば、それは秀作である。
ただ、いちばん大切なことは、
独りよがりにならないことだろう・・・
やはり、もうしばらく、努力の日々を送ることにする。


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