おにぎりが美味(うま)い!
師走・・・
毎年のことながら、一年が速い。
なぜ速いのか考えてみた。
齢(よわい)のせいだけではないと結論づけた。
春と秋がなくなったからだ。1月に一年が始まり、「今年の冬は冷えるなあ」なんて言っているうちに少しずつあたたかくなったと思ったら、長い長い夏が来る。
秋の気配を感じるひまもなく街はカボチャだらけになり、すぐにジングルベルが鳴り響く。
そりゃあ、1年が速くなるわ!
一人分の食事が食べきれなくなった。
胃が小さくなったのかもしれない。だから、昼、定食屋にも蕎麦屋にも行きづらくなった。
そんな話を妻にしたら、な、な、なんと、おにぎりを作ってくれた。しかも、水、木、金と、3日続けて作ってくれた。
おもむろに握ったおむすびに海苔を巻いて、いかにも妻らしく乱暴にアルミホイルにつつんでくれた。乱暴だが、このおにぎりが、「美味(うま)い!」
お米は知人が確保してくれている筑波山の麓で育った北条米をガス釜で炊いている。海苔も昔からの山本何ちゃら。具は北海道の親戚が送ってくれた秋鮭。塩はおそらく藻塩だろう。
見事なおにぎりだ。見事なおにぎりなんだけど、もうすこし、ラッピング、どうにかならないものだろうか。
まあ、その豪快さが彼女の良さかもしれない。
金曜日からコンクールで秋田に行っている。帰りは深夜になるだろう。
おにぎりのお礼と言っちゃあ、他人行儀だが、夕飯を作ってやった。
秋田から帰ってくるわけだから、稲庭うどんくらいは買ってきてくれるだろう。豚汁を作ってあげた。けっこう手間がかかっている。
それにポテトマカロニサラダとキャベツの千切り。これもけっこう手間がかかった。
豚汁のゴボウと人参があまったので、久しぶりにきんぴらごぼうも作った。このきんぴらごぼうは母親のレシピを受け継いだぶっといごぼうと人参で作る。
今日は久しぶりの完全オフ日。
オフの日の過ごし方が難しい。何かしていないと落ち着かない。
あまり賢い性格ではないな。
生徒が遠い秋田まで行ってコンクールに出場した。
妻も頑張っているが、親御さんも一緒に頑張っている。
つくばでは、春のコンクールに向けて参加者が稽古に励んでいる。
指導者も休日無しで頑張っている。
みんな、ごめんな。
僕は料理を楽しんでいる。
食べにおいで。


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